皆さん、こんにちは。 南印度洋行の中野です。
インド出張に行ってきました!初インドでございます!!
クンナム採掘場、石材加工工場、世界遺産の街マハバリープラムなど、色んなものを見聞きして参りました。
一気にご紹介するにはボリュームが多すぎるので、何度かに分けてご紹介させていただきます。
まず最初は、インドの大地が生んだ天竺についてお伝えしたいと思います。
天竺 – 独自のブランドとしての展開
M1Hは墓石材として広く知られるインド材ですが、私たち南印度洋行では、その美しい皮目(かわめ)を活かしたデザインを「天竺」というブランド名で展開しています。
今回の出張では、天竺の加工工程や品質管理の様子を実際に確認してきました。
その様子を動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
天竺の特徴
天竺の最大の魅力は、なんと言ってもその皮目(かわめ)です。
自然が長い時を掛けて作り出した石肌は、一つとして同じものがありません。
黒に若干の緑を帯びたM1Hと茶色の皮目のコントラストが、見る者の心を惹きつけます。
特に、洋型墓石の正面に施された三日月型の模様は、当社デザイナーによるオリジナルデザイン。
多くのお客様からご好評をいただいております。
職人の技が活きる加工
それぞれの石材が持つ個性的な表情を活かしながら、インドの熟練職人たちが丁寧に加工を施していきます。
皮目の持つ深い風合いは見る角度によって様々な表情を見せ、時を重ねるごとに味わい深さを増していくのが特徴です。
インドの確かな加工技術により、この天然の風合いを損なうことなく、現代的な墓石へと姿を変えていきます。
出来上がった墓石からは、自然の持つ温かみと、職人技が生み出す格調高さが感じられます。
おわりに
大切な故人を偲ぶ場所だからこそ、永く心に残る美しさを。
天竺は、そんな想いに応えてくれる石材です。
次回は、クンナム採掘場についてご紹介する予定です。お楽しみに。
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